ハーブ緑茶生活ステップアップ

ハーブ緑茶生活には、気分や体調、人やシーンに合わせて、料理やスイーツに合わせて自由に飲み物をブレンドできる楽しみがあります。そして、ブレンドすることで自分を磨き、生活を充実させるステップアップがあります。ハーブ緑茶で味覚を磨き、自分を磨き、心の健康、体の健康を目指して毎日を送る、そんな成長できる楽しさを体験してください。

ステップ❶利き茶

まず一番最初に、ハーブ緑茶の基本素材である匠の緑茶7種類ハーブ7種類を全部、単品で水出しして味わってみましょう。緑茶はどれも同じようなものと思われがちですが、玉露、深蒸し茶、浅蒸し茶、棒茶、番茶、玄米茶、ほうじ茶の製法別で味わってみると、それぞれ味、香り、水色などに個性があり、「緑茶だけでもこんなに違うんだ!」ということがよく分かっておもしろいと思います。ハーブも同様です。

緑茶もハーブも、お湯出しだと温度や茶葉の量、蒸らし時間など淹れ方によって味が変わってしまいますが、水出しなら緑茶、ハーブ本来の味が味わえます。緑茶の個性については、「匠の緑茶セット」ページにある、緑茶の味と香りの分布図「茶楽座」を参照してください。そして、ぜひ自分の好みの緑茶を見つけてください。

家族や友人同士でワイワイやって皆の好みの味を見つけるのも楽しいですよ。水出しの量は、1人分ならそれぞれ100ccぐらいでOKです。家族や友人とやるなら量を調節してください。詳しい淹れ方は「水出しハーブ緑茶の淹れ方」を参照してください。

ステップ❷一日一茶

ハーブ緑茶の魅力は、緑茶とハーブの組み合わせてあらゆるブレンドが無限にできるところで、365日違うブレンドを楽しめるのが特長です。このサイト内では、365日水出しハーブ緑茶生活を楽しむために私が考えたレシピ「一日一茶」を提案しています。

1年の中の記念日やイベントに合わせたり、季節によって旬の食材を使ったり、夏の時期なら熱中症予防、冬の時期なら風邪予防など体調に合わせたり、イライラする時のリフレッシュや安眠のためのブレンドなどなど、月ごとにさまざまなレシピがあります。これを見て、一日一茶を実践してみてください。

今日の日から順番に作っていってもいいですし、利き茶で見つけた自分の好みの緑茶やハーブを使ったレシピからでもいいです。おもしろい記念日を見つけたり、ご家族の誕生日はどんなレシピかな?と見てみるのも楽しいです。作る際は、最初ですのでまずレシピの分量通りにやってみてください。そうすれば量と味の感覚がつかめてくると思います。また、どんなレシピで作ったか忘れてしまいがちですので、ボトルに「浅蒸し、レモングラス、ジンジャー」などブレンド内容を書いたマスキングテープなどを貼っておくのをオススメします。
「一日一茶」1月2月、3月、4月、5月6月7月8月9月10月11月12月

ステップ❸カスタマイズ

「一日一茶」を見て毎日ハーブ緑茶をブレンドしていくと、次第に量と味わいの加減が分かってきます。すると「自分ならもっと深蒸し茶を減らしてみよう」「もう少しアクセントが欲しいからミントを多くしてみよう」などきっとイメージが湧いてきます。それは、緑茶とハーブの関係性がよく分かってきた証拠。慣れないうちはレシピ通りでいいですが、もっとこうしたいと思ったら自分なりに加減をカスタマイズして自由に楽しんでみてください。自分の加減が分かってくると、ブレンドはますます楽しくなってきますよ。

ステップ❹アレンジ

カスタマイズができてくると、次は「もっとおいしく自分なりにブレンドを工夫したい!」という気持ちになってきます。私も最初の頃はブレンドの基準が分からず、緑茶とハーブの相性を見ながらやるのが精一杯でした。ですが、分かってくると次第に楽しくなり、もっと相性のよいハーブやスパイスを見つけようという意欲が湧いてきました。

「山椒を入れたらおもしろいかも!」とやってみて、合った時にはびっくりしました。基本をふまえつつ思い切ってやってみてください。

一番のオススメは生ハーブを使ったブレンドです。ハーブ緑茶はドライハーブでブレンドすることを基本にしていますが、それは素材の保存性を考えてのこと。生ハーブを使うことで、新鮮な香りがぐっと高まります。いわばハーブ緑茶の最高峰とも言えます。ドライハーブだと乾燥している分、味や香りの個性が凝縮されますが、生ハーブは、ドライハーブよりも爽やかで、味と香りがやさしいのが特徴です。ハーブティは個性が強くてちょっと苦手という人も、生ハーブで作ったハーブ緑茶なら、食べ物にもなじみやすく、飲みやすいと思います。

ホームセンターや園芸店などでさまざまな生ハーブが売られています。ネットショップなどで栽培キットも手に入ります。庭がある方は庭に植えて、庭がない方はプランターでも大丈夫。部屋の中でも育てられます。いつでも生ハーブが使える環境にあれば、ハーブ緑茶の楽しみ方もぐんと広がると思います。

生ハーブ緑茶について詳しくは、Herb Ryoku Cha LIFE CHANNEL「生ハーブ緑茶生活」、スパイスについては「スパイスを足してみよう」を参考にしてください。また、生フルーツを使ったり、カルピスやスポーツ飲料で割ってノンアルコールカクテルにしたりと、いろいろなアレンジができます。こちらは「ハーブ緑茶の応用編」を参考にしてください。

友人を招いてのお茶会やホームパーティなどで活用すれば、さらに楽しさが広がると思います。

ステップ❺健康ハーブ緑茶

ハーブ緑茶はメディカルハーブの効能を活かし、気分や体調、シーンに合わせたブレンドを工夫して、心の変化や体の変化を楽しめます。明日、大事な会議がある日は集中力を高めるブレンド、イライラが続いている時は心を落ち着けてリフレッシュするブレンド、女性特有の体調に合わせたブレンドなどを試してみて、実際どうだったかを確認するとおもしろいですし、ご家族のためにブレンドして感想を聞けば体調の変化を把握したりコミュニケーションを取るのにも役立ちます。

あなたが体調を気遣って作ってくれたハーブ緑茶だと思えば、プラシーボ効果でより良い効果が表れたりするかもしれません。また、ハーブ緑茶は、水出しすることでカフェインがほとんど出ないのが大きな特長です。緑茶はお湯出しだとカフェインが多く含まれますが、水出しにすることでほとんど出ないと言っていいぐらい激減します。しかもリフレッシュ効果のあるテアニンは豊富に出ます。だからお子さんやお年寄り、妊婦さん、寝る前にもオススメ。

カフェインの半減期は5~8時間と言われ、安眠のためには午後2時以降はカフェインを飲まない方がいいと言われます。そんな時、おやつや夕飯などで、健康的に、食事の味わいを深める飲み物としてハーブ緑茶はぴったりです。もし寝つきがあまりよくないと思ったら、ぜひ安眠のためのブレンドを試してみてください。カフェインが少ないから利尿作用の心配もありません。

そして、睡眠測定アプリで効果があったかどうか測ってみましょう。まずは自分で試し、もしご家族で安眠したい人がいれば一緒にやってみたら楽しいと思います。詳しくは、Herb Ryoku Cha LIFE CHANNEL「大切な人のために」「健康ハーブ緑茶生活」、サイト「みんなの安眠のために」を参考にしてください。

ステップ❻スイーツハーブ緑茶

単独で飲むブレンドに慣れてきたら、実際に食べ物に合わせたブレンドをしてみましょう。前日からお気に入りのスイーツを決めておき、「一日一茶」のピンク色の帯のスイーツハーブ緑茶の中から、カスタード系、生クリーム系など選んだ食べ物に合うレシピを見つけてブレンドして水出ししてください。そして実際にペアリングしてみて、合うかどうか確認したり、イマイチならどうしたらもっと合いそうか、などをイメージしてみてください。

私が提案したレシピの中から最低4~5つぐらいやってみれば、自分はどんなスイーツにどんなブレンドが好きかが分かってくると思います。

さらに違うテーマのレシピを2~3種類ぐらい水出しし、同じスイーツの味わいがブレンドによってどう変わるかを体験してみましょう。また、いつも飲んでいたコーヒーや紅茶と味わいの違いを比較してみてもおもしろいですよ。

味の好みは人それぞれ。あなたが好きだと思う味が分かってくれば、❸カスタマイズや❹アレンジのイメージがさらに膨らんできます。あなたならどうするか、自由な発想で楽しんでみてくださいね。詳しくは、Herb Ryoku Cha LIFE CHANNEL「スイーツハーブ緑茶生活」、サイトの「おやつハーブ緑茶生活」を参考にしてください。

ステップ❼グルメハーブ緑茶

スイーツのペアリングの次は、料理に合わせたブレンドをしてみましょう。最初のうちは、パスタのトマト系ソースやホワイトクリーム系ソースなど、ひとつの食べ物ではっきり味が違うバリエーション豊富な単品の食べ物でやってみると分かりやすいです。

例えばトマト系ソースのパスタに合わせるのなら、「一日一茶」の青色の帯のグルメハーブ緑茶の中から、トマト系に合うと書かれたレシピを見つけてブレンドして水出しし、実際にペアリングして味わい楽しんでみてください。合う、合わない以外にも、食べ始めと食べ終わりで感じ方が違ったりすると思います。そんな発見があったらおもしろいですよ。

慣れてきたら、メイン料理に合わせてブレンドしたハーブ緑茶が、他の副菜と食べ合わせした時にどうかを味わってみたり、メイン料理と副菜に合ったブレンドを2種類用意してみるなど、作り分けて試してみるのも楽しいです。

お酒を飲む人なら、食事に合わせて淹れたハーブ緑茶で焼酎割りをして、シングルで飲んだ時とどう食事の味わいが変わるかを試してみてください。

シングルを日本酒のチェイサーにしても、日本酒の味わいが変わってきます。お酒を飲まない奥さんはシングルで、ご主人は焼酎割りでと、一緒にそれぞれのペアリングを楽しめます。

詳しくは、Herb Ryoku Cha LIFE CHANNEL「ハーブ緑茶の応用編」、サイトの「ハーブ緑茶カクテル生活」を参考にしてください。

ステップ❽日々、味覚音感

❼グルメハーブ緑茶までは、私が提案するブレンドレシピ「一日一茶」をベースにカスタマイズやアレンジをする楽しみ方でした。ここから先、自分のオリジナルブレンドを作ろうとすると、食べ物の味をどう解釈するかが大事になり、ハーブ緑茶マイスターのレベルになってきます。

これまで、学校やご家庭で、食べ物の味わい方、食べ方のレベルの上げ方などを教えてもらった人はあまりいないのではないでしょうか。同じ食事をするのでも、噛む回数や食べるスピード、味の捉え方などは人それぞれ。そこで、食べ物とペアリングするハーブ緑茶ブレンドレシピを作るために、理想の食べ方、味わい方をまとめたのが「味覚音感」です。

味は曖昧なもので、体調や環境によっても変わり、自分がおいしいと思ったものを他者もおいしいと思うとは限りません。味は目に見えないので、自分で感じたり人に伝えるのが難しいものです。でもこの「味覚音感」を使えば、誰でも味の捉え方、味わい方が簡単に分かります。1日1回でいいので、いつもの食べ物を食べる時、あるいは新しい食べ物を食べる時にやってみてください。普段、何気なく食べていたものが、こんなにも味わい深いものだったんだ!と発見があったりと、新しい楽しみが膨らむと思います。詳しくは、サイトの「日々、味覚音感」をご覧下さい。

ステップ❾イメージクリエーション

いよいよオリジナルブレンドに挑戦です。でも実際の食べ物に合わせる前に、まずは料理レシピを見てイメージしてみましょう。レシピ投稿サイトCook Padやレシピ動画サイトのクラシルやデリッシュキッチン、おしゃれな食の雑誌エル・グルメなどでいろいろな料理レシピが紹介されています。そんな中から、明日の夕飯は何にしようかな…とおいしそうな料理レシピを選んだら、素材や調理方法を見て味をイメージし、合いそうなブレンドを作り水出ししてみてください。そして実際に料理とペアリングしてどうだったか確認してみてください。おいしくできたら、あなたは想像力溢れる人です!

イメージしていたものと違っていても大丈夫。違うハーブを工夫すれば良かったかな、もっとアクセントになるハーブや別のスパイスを使えば良かったかも、など改善の工夫が生まれて、昨日より今日、そして明日と成長できるのがハーブ緑茶ブレンドの楽しいところです。

有名デパートの通販サイトやカタログには、ワクワクするような食べ物がたくさん掲載されています。そんな憧れの食べ物をお取り寄せしたり、ちょっと贅沢な食品をいただいた時などにも、食べる前に味をイメージしてブレンドしてみるのも楽しいと思います。

ステップ❿クリエーティブテイスティング

食べ物に合わせてちゃんとブレンドできるスキルを身に付ければ、もっと楽しさが広がります。「これ」と特定した食べ物に対し、スッキリさせる、なじませる、アクセントをつける、引き立てるという目的を持って自分ならではのブレンドするコツをつかんでください。ポイントは、スイーツならクリームに合わせる、料理ならソースに合わせることです。

料理に合わせると言うと、普通はイタリアンにとかフレンチにと考えていまいますが、どんなカテゴリーの料理でもいろいろな素材を使ったいろいろな味の料理があり、何に味を合わせればいいか難しいですよね。食べ物の基本の味は、クリームとソースで決まります。これにハーブ緑茶の味を合わせればいいのです。スイーツのクリームなら、生クリーム系、カスタード系、チョコレート系、チーズクリーム系、果実系、砂糖系などのタイプがあります。料理のソースなら、トマト系、ビネガー系、チーズ系、マヨネーズ系、塩系、デミグラス系、しょうゆ系、カレー系などのタイプがあります。そして、自分が選んだ食べ物はどれかを設定します。

クリームやソースを設定したら、合いそうな匠の緑茶3タイプ、ハーブ3タイプぐらいを単品で水出しし、スプーンですくって味見しながらコップの中でブレンドします。水出しの抽出液でお気に入りの味のブレンドができたら、それと同じ配合割合で茶葉とドライハーブをブレンドして水出しすれば、テイスティングの時と同じ味が再現できます。これで、あなただけのオリジナルブレンドの出来上がりです。

これを何回も繰り返すことで、味と香りのジャッジ基準が明確になり、ブレンドスキルがどんどん上がっていきます。素材同士やソースとの相性など食への解釈も高まり、楽しみが広がります。家族や友人で味の好みが違うでしょう。皆で意見を言いながらテイスティングをしてみてください。自分はこんな味が好きだけど、家族はこんな味や香りが好きなんだ、苦手なんだと好みを理解したり、相手の味を認めたりして味コミュニケーションが広がります。詳しくは、Herb Ryoku Cha LIFE CHANNEL「ハーブ緑茶テイスティング」を参考にしてください。

ステップ⓫ダブルペアリング、トリプルペアリング

最初のうちは、食べ物に合わせて1種類のハーブ緑茶を合わせるのも難しい感じがすると思います。でも慣れてきたら、ひとつの食べ物に対し、明らかに風味の違うハーブ緑茶を2種類作ってみてください。同じ食べ物でも、すっきりさせる、アクセントを付けるなどの目的が違うハーブ緑茶をペアリングすることで、食べ物の味わいが変化するのを楽しめます。これがダブルペアリングです。3種類のハーブ緑茶を合わせるトリプルペアリングができたらすごいです。

食事に合わせるハーブ緑茶は、何種類ものハーブ緑茶をブレンドすることが目的ではなく、あくまでも1つの食べ物のおいしさをもっと深め、それを楽しむことが目的です。どうすれば味わいを変化させながら多彩なおいしさが生まれるか、チャレンジしてみてください。そして、せっかく作ったら、家族や友人など大切な人にも味わってもらってください。ハーブ緑茶によって食べ物の味わいが確かに変わる!とびっくりしてもらえるようになれば、あなたはもうハーブ緑茶マイスターの域になっています。

ステップ⓬味覚力

ハーブ緑茶生活を続けると、日々の中で、味の捉え方や食への意識が変化しているのを感じるのではないでしょうか。最初は分からなかった微妙なブレンドの差が分かるようになってきたら、それは味覚力が高まっていると言えます。すると食生活の中で、素材をよく味わうようになった、ソースやドレッシングの量が減ってきた、薄味でもおいしく食べられるようになった、濃い味や刺激がなくても大丈夫になった…などの変化があると思います。実際、私の周りにも、ハーブ緑茶を味わうようになったら、毎日大量に飲んでいたコーヒーを飲まなくなった、化学調味料が多く使われていたり味の濃いインスタント食品や外食が食べられくなったという人がいます。

そして、体調や気分が前より楽になった、穏やかになったなどと感じられたら、そこが私の目指すところです。味覚力を高めることは健康につながります。それを実感していただきながら、自分のために、そして大切な人のために、ハーブ緑茶を楽しんで役立てていただきたいと思います。

ステップ⓭心の健康、体の健康

ハーブ緑茶の効能や食べ物に合わせて味わいを深められる特性を活かし、社会の中でさまざまな提案ができると思います。ハーブ緑茶マイスターとなって他の人に教えたり、ハーブ緑茶サロンを開いて楽しさを拡げたり。ナチュラルフードやナチュラルスイーツ、こだわり食材を扱うレストランやカフェのメニューに加えるなど、食に関わるさまざまなビジネスにも活用ができます。

今、味覚への意識が次第に高まっていて、小学校で子供の味覚を高めるための教育やイベントを開催するところが出ています。一方、寝具店では、寝具を売るだけではなく眠りの環境を整えて安眠のトータルコーディネートを提案するようにもなっています。そういったニーズに対し、ハーブ緑茶のスキルを基に、味覚を磨く提案や安眠の提供など、役立てられることがたくさんあると思います。

ハーブ緑茶生活を楽しむことは、自分のためはもちろん、大切な人の健康を気遣ったり、豊かな食生活につながります。広く社会へハーブ緑茶の魅力を伝えることで、心の健康、体の健康につなげる仲間の輪を広げ、社会貢献に役立てていただければ嬉しいです。