石司麻美のハーブ緑茶生活とは

ハーブ緑茶生活

食の環境はどんどん変化しています。
パンケーキ、スーパーフード、熟成肉など
さまざまな黒船グルメやスイーツが上陸しています。

居酒屋さんでは、
タコス風餃子、お刺身にチリソース、パクチー山盛り鍋など、
ジャンルを超えたメニューが並んでいます。

フレンチのシェフが昆布や鰹節などの出汁を使い始めていたり。
世界的なショコラティエが柚子や抹茶などの和食材を使ったり。

和フレンチ、カリフォルニアイタリアン、ヌーベルシノワなどなど、
従来の和洋中の枠に留まらない楽しみ方がますます増えています。

食に国境はなくなりました。
まさに食ボーダレスの時代です。

ご家庭では、アレンジブームが起きています。
豆腐にはちみつとレモン、納豆にチーズやバター、
卵かけご飯にナンプラーをちょい足ししたり。

トーストにバターと海苔の佃煮、
マヨネーズ+一味+醤油をおつまみ系の万能ソースにしたり。

レシピ投稿サイトのクックパッドや、
レシピ動画サイトのクラシルやデリッシュキッチンでは、
数えきれないほどのアレンジレシピが出ています。

メーカーから与えられるだけでなく、
カスタマイズを楽しむ人たちが増えています。

そんな食事を楽しむために
「食のジャンルの堺がなく食事をバックアップできる
新しいカテゴリーの飲み物ができないか」と、
旨味のある緑茶と香りの良いハーブティーを
ブレンドしてみようと考えていました。

ハーブ緑茶生活

ところが、大きな課題がありました。
緑茶とハーブティーは淹れ方が正反対です。

緑茶は低い温度でサッと出す。
ハーブティーは高温でじっくり出す。
お湯出しだと両方の良さを同時に引き出せないのです。

良い方法はないものか…と考えていたある日、ひらめきました!
今、世の中は水出しブームとも言えます。
最近では、緑茶もコーヒーや紅茶も、
そして出汁なども水出しの方が良いという人も増えてきています。

「そうだ!水出しにしたらどうだろう!?」

テストを繰り返した結果、冷蔵庫で8時間抽出で
どちらも良いコンディションで抽出できることを発見しました。

水出しの緑茶とハーブをテイスティングし、
その配合割合で緑茶とハーブをブレンドして水出しすれば
同じ味が再現できることも分かったのです。

水出しはカフェインが少ないため、苦味渋味も少なくて、
お子さんや妊婦さん、就寝前でも飲めると良いことづくめです。

ドライフルーツやスパイスなどもブレンドしたらいいかも!
と思い立ち、ブレンドできそうなものを
水出しして合わせるテストを始めました。

まずはベースとなる緑茶です。

緑茶を正しく分類する方法、それは製法別に見るのが一番です。
玉露、浅蒸し、深蒸し、棒茶、番茶、玄米茶、焙じ茶の
7種類に分類しました。

販売されている緑茶は、
水出し専用に作られたものではありません。
青くて生っぽい味になるものもあります。

品種や火入れにこだわり、
水出しでおいしく抽出できる緑茶を厳選しました。

ハーブは、一般的に手に入りやすくてブレンド向きな7種類。
ドライフルーツも同様に7種類ほどを選びました。

これらを全部水出しして、
緑茶とハーブ、緑茶とドライフルーツ、ハーブとドライフルーツ、
ハーブとハーブをひとつひとつ組み合わせて相性を見てみました。

素材同士のペアリングテストです。

すると、さまざまな相性が分かり、
多彩な味わいのハーブ緑茶が作れることが分かりました。

そして、いろいろな人に試飲をしてもらいました。
仕事で関わった製茶問屋さん、茶販店さん、飲食店のシェフ、
アロマテラピスト、フードコーディネーターなど。

「ハーブ緑茶にすると、ハーブの良さを残しつつ
個性が和らいで飲みやすくなる」という意見をもらい
嬉しくなりました。

ところが、一緒にブレンドをしてみましょうとなった時、
「何を基準にブレンドしていいか分からない」と言われたのです。

私が感じていたおいしさの基準は、
すっきりさせる、
なじませる、
アクセントをつける、
引き立てる、の4つです。

その反対は、
平行線、
散らばる、
ぼやける、
ぶつかる、です。

私の父は調理師です。

私は小さい頃から、父が料理を作る様子を側でずっと見て育ちました。
例えばホワイトソースを作る場合、
仕上げにローリエを入れると、入れる前のもったりした感じが消え、
上品な味になりびっくりしたものです。

料理する過程を何度となく体験させてもらったことで、
自然に私の中で、段階的な味の基準ができていたのかもしれません。

それと、以前、協同組合のアンテナショップで店長をしていました。
そこで約50社の緑茶を、お客様の好みに合わせて淹れるなど
日々、お茶の個性に向き合っていました。

この2つが重なって私の中に、ブレンドに対する
ジャッジ基準が培われていたのだと思いました。

その後、この味のジャッジ基準でブレンドを説明すると
とても分かりやすいと言ってもらえました。

人に伝えるための標準化が大切なんだな、と実感できました。

ハーブ緑茶生活

お酒を飲む人なら、
唐揚げにはビール、お刺身には日本酒、洋食にはワインと
食事を引き立てる飲み物を無意識に選んでいませんか?

お酒を飲まない人の場合はどうでしょう?
ジンジャーエールなら、オレンジジュースならと
意識している人がどれだけいるでしょうか?

ファストフードにはコーラやジュースがありますが
イタリアン、フレンチ、和食には
あまり向いているとは言えないと思います。
強いて言えば「水?」、とかになってしまいます。

私はお酒が飲めません。ですので、
「お酒に代わって、
より食事をおいしくいただける飲み物があればいいのにな」
と常々思っていました。そこから
「ハーブ緑茶ならできるかも!」と思ったのです。

でも、どうやって料理に合わせればいいのでしょう?

考えて、考えて、ある時気づきました。
「ソースを基準にすればいいんだっ!」。

ソースにも調味料やスパイス、食材などによって
たくさんの種類がありますが、
トマト系ソース、チーズ系ソース、塩系ソースなど、
基本のソースをいくつか設定しました。

スイーツも、クリームに合わせればいいと気づきました。
ソースと同様に、生クリーム系、カスタード系、チョコレート系など、
味に合わせられそうな基本のクリームを設定しました。

そしてまた、ペアリングテストです。
ソースと緑茶で70組、
ソースとハーブで80組、
クリームと緑茶で60組、
クリームとハーブで70組、
クリームとドライフルーツで60組など…。
気づいたら、1500通り以上にもなっていました。

緑茶とソースの相性、
ハーブとソースと相性、
緑茶とハーブの相性など、
それぞれの関係性がよく分かってきました。

この時、「飲み物を料理する」
という概念が私の中に生まれたのです。

「そうだ!
365日違うブレンドを楽しむレシピカレンダーを創ってみよう!」
と思い立ちました。

例えば、6月10日のミルクキャラメルの日には、
キャラメル系スイーツの味わいになじみつつ、
アクセントとなるほうじ茶をベースにシナモンを加えたブレンド、
といったものです。

カレンダーの中には、
季節ごとの行事や旬の食材といった四季の移ろいがあります。
また、家族や会社の同僚、友人、友人のお子さんの誕生日、お祝い事、
健康、楽しみといった人の生活の営みがあります。
そんな生活全般を見つめることで、
あれもできるこれもできると視野が広がって行きました。

そうやってできたのが一日一茶レシピカレンダーです。

レシピカレンダーに取り組むことで、
果物や野菜の旬、日本古来の歳時記、節気など
普段見逃していたようなことが見えてきたり。
家族の味の好みや体調をより気遣うようになったり。

そして、ハーブ緑茶を楽しむライフスタイルとして
グルメハーブ緑茶、
スイーツハーブ緑茶、
健康ハーブ緑茶という
3つのカテゴリーが私の中に生まれてきました。

「これこそ、食ボーダレス時代の、ボーダレスドリンク!」
と思いました。

ハーブ緑茶生活

洋食を楽しむ!=緑茶+ハーブ①+ハーブ②+スパイス。

料理の味わいを深めるだけでなく、
同じ料理でも、すっきりさせる、なじませるなど
目的を変えた複数のハーブ緑茶を用意することで
料理の風合いが変わり、味の変化を楽しめます。

あらゆる食べ物が出揃った感のある飽食の時代、
今のレストランは個性を出すために、新しい提案が欠かせません。

例えば、麻婆豆腐のバジルソースがけなど
従来のジャンルにはなかった新しい食材やスパイスを使ったり。
ソースによってステーキの味がいろいろ変わったり。
フレンチなのに味噌を使ったり昆布や鰹で出汁を取るなど、
さまざまな工夫がされています。

ハーブ緑茶は、ハーブやスパイスの風味と共に、
緑茶をベースにすることでまろやかな味わいになり、
いろいろな料理の味わいを深めます。

例えばトマト系ソースなら、相性がいい緑茶は浅蒸し茶や玄米茶など。
相性がいいハーブは、カモミール、レモングラス、ローズマリーなど。
これを踏まえ、フレッシュトマトパスタなら、
爽やかなトマトになじませる浅蒸し茶をベースに、
レモングラスとローズマリーですっきりした後味に切り替えます。

ボーダレスドリンクであるグルメハーブ緑茶に取り組むことで、
食事の味わいが深まり、より豊かな食生活を
楽しむことができると思います。

さらに、相性のいい食べ物と食べ物、食べ物と飲み物の
ペアリングやマッチングができるセンスを身に付けて
新しい味わいを発見するなど楽しみの幅を広げられます。

自分でブレンドするのはちょっと…という方は
ぜひ、AMAMIスペシャルをどうぞ。
自分でブレンドしてみたい方は、ブレンドキットをどうぞ。
一日一茶レシピカレンダーの青色帯のレシピを参考にしてください。

ハーブ緑茶生活

スイーツを楽しむ!=緑茶+ハーブ+ドライフルーツ。

スイーツの味わいを深めるだけでなく、
同じお菓子でも、すっきりさせる、なじませるなど
目的を変えた複数のハーブ緑茶を用意することで
お菓子の風合いが変わり、味の変化を楽しめます。

最近、甘さ控えめのスイーツが増えてきていると思いませんか?

保存技術が進歩したことで、昔のように大量の砂糖を使い
保存性を上げる必要がなくなったせいもありますが、
甘いだけでなく果物やバター、ミルク、カカオなど
素材を活かした奥行きのある複雑な味わいを
楽しむようになったからだと思います。

また、抹茶を使ったティラミス、
ドライフルーツを使った羊羹など、
和洋中の味に囚われない
ボーダレススイーツが次々と登場しています。

パンチの効いた甘い物には、
コーヒーや紅茶で切り替えるのが向いていますが、
素材を活かしたやさしい味わいのスイーツに
強い飲み物を合わせると味がマスキングされ、
スイーツの風味まで消してしまいます。

やさしい味わいのハーブ緑茶は、
奥深いスイーツの味わいを残しつつ
すっきり切り替えたり、爽やかに華やかに引き立てます。

例えばカスタード系クリームなら、
相性がいい緑茶は深蒸し茶や番茶など。
相性がいいハーブは、ローズマリー、レモングラス、ミントなど。
相性がいいドライフルーツは、レーズン、クランベリーなど。

これを踏まえ、やさしい味わいのカスタードプリンなら、
甘さになじむ深蒸し茶をベースに、
クランベリーの甘酸っぱさと
ローズマリーの香りをアクセントにします。

ボーダレスドリンクであるスイーツハーブ緑茶に取り組むことで、
旬のフルーツを使ってみよう、こんなトッピングをしてみよう、
スイーツの世界観に合わせてこんな食器やグラスを使ってみようなど、
クリエイティブ感覚で楽しむことができると思います。

ちょっとこだわってスイーツを味わう、
そんな自分へのささやかなご褒美が、
心のゆとりにつながっていきます。

自分でブレンドするのはちょっと…という方は
ぜひ、AMAMIスペシャルをどうぞ。
自分でブレンドしてみたい方は、ブレンドキットをどうぞ。
一日一茶レシピカレンダーのピンク帯のレシピを参考にしてください。

ハーブ緑茶生活

健康を楽しむ!=緑茶+メディカルハーブ+スパイス。

ハーブの効能を活かし、リフレッシュ、ストレス解消、
心地よい眠りなど、気分やシーンに合わせて
楽しむハーブ緑茶スタイルです。

ハーブの効能を得るならハーブティーでいいのでは?
と思われるかもしれませんが、
ハーブティーは香りは華やかだけど個性が強いため
好みがはっきり分かれます。

ハーブ緑茶は、緑茶が入ることでハーブの個性が生かされつつ、
まろやかで飲みやすくなります。

他にも、健康的な飲み物というと、
経口飲料水、特保飲料水、酵素水、青汁、野草茶などがありますが、
どれも既製品の同じ味を毎日飲み続けるものなので、
変化に乏しく飽きてしまいがち。また効果も決まった範囲です。

ハーブ緑茶は、シーンや気分、体調に合わせて
自由にブレンドできるので日々の変化に対応でき、
毎日違う味わいが楽しめます。

リラクゼーションドリンクというものをご存知ですか?
カフェインが少なく、テアニンが豊富で、
今、アメリカで人気のドリンクです。
エナジードリンクがパフォーマンスを上げるのに対し、
クリエイティブ性を上げる効果がると言われています。

そもそも日本の緑茶は、
水出しするとカフェインがかなり少なく、
テアニンの抽出が多い自然のリラクゼーションドリンク。

ですから、その緑茶をベースにして作るハーブ緑茶も
リラクゼーションドリンクと言えます。

大事なプレゼンがある日なら、
すっきりした甘味旨味のある浅蒸し茶をベースに、
リフレッシュ効果のあるミントと
気持ちを落ち着かせるコリアンダーシードをブレンドします。

自分でブレンドするのはちょっと…という方は
ぜひ、オリジナルブレンドをどうぞ。
自分でブレンドしてみたい方は、ブレンドキットをどうぞ。
一日一茶レシピカレンダーの緑帯のレシピを参考にしてください。

ハーブ緑茶生活

さまざまな人にハーブ緑茶を楽しんでいただくために
3つの商品を考えました。

①オリジナルブレンド
自分でブレンドすることなく気軽に楽しむための
私のオリジナルブレンドです。
グルメハーブ緑茶5種
スイーツハーブ緑茶5種、
健康ハーブ緑茶5種があります。

これは、そのまま水出しして楽しんでいただけます。
状況に合わせてカスタマイズする説明書入りです。

ブレンドキット
緑茶、ハーブ、ドライフルーツがセットされ
ブレンドレシピに合わせて
自分でブレンドしてカスタマイズを楽しむ商品です。
グルメハーブ緑茶キット3種、
スイーツハーブ緑茶キット3種、
健康ハーブ緑茶キット3種があります。

キットの中にブレンドレシピも入っていますが
サイトの一日一茶レシピカレンダーには365日分のレシピがあり
色分けによってレシピの違いが分かるようになっています。

ハーブ緑茶マイスタースクール
オリジナルブレンドができる人になるための
スクールです。
マニュアルとカードを使い、
楽しくブレンド技術を学ぶことができます。

食のボーダレス化は日本だけではありません。

和食が世界遺産になったり、旨味が「UMAMI」として
世界で認識されるようになったり。

世界の大都市では各国の新しい料理が楽しめます。
世界の有名な観光地には、世界の有名な料理店が出展しています。

そんな食ボーダレス化が進む世界の食事シーンへ、
ボーダレスドリンクであるハーブ緑茶をお届けしたい。
カスタマイズ性豊かなハーブ緑茶だからこそ、
あらゆる食に対応できると思っています。

食のボーダレス化がますます進むであろう世界の食卓を
より豊かなものできれば幸いです。

ハーブ緑茶マイスター 石司麻美